委員
委員長 | 木下 淳 | (兵庫医科大学薬学部) |
委員 | 上田 昌宏 | (摂南大学薬学部) |
栗原 竜也 | (昭和大学薬学部) | |
酒井 隆全 | (名城大学薬学部) | |
村岡 千種 | (藤田医科大学保健衛生学部) |
本委員会の目的
2019年12月に出現した新型コロナウイルス感染症は「薬学教育・薬剤師教育」へ多大な影響を及ぼしたが、一方で「薬学教育・薬剤師教育」へのICTの導入・推進のきっかけとなったと言える。2024年4月の入学生より適用される次期薬学教育モデル・コア・カリキュラムにおいて、「情報・科学技術を活かす能力」が基本的資質・能力に明記されるなど、「薬学教育・薬剤師教育」におけるICTの利活用が求められている。そこで、ICT教育委員会は、学会員を中心として、「薬学教育・薬剤師教育」におけるICTの利活用に関する情報収集を担うほか、日本薬学教育学会大会や「薬学教育」誌を介した情報発信、ICTを積極的に利活用する人材の育成などの活動を行う。
主な活動
- ① 「薬学教育・薬剤師教育」におけるICTの利活用に関する情報の収集・発信・共有
- ② 日本薬学教育学会大会における講演の企画
- ③ 「薬学教育・薬剤師教育」におけるICTの利活用に関する評価検証
- ④ 定期的な委員会の開催による問題点の共有と解決のための活動
- ⑤ 関連する学会等との連携によるICT教育の普及活動
- ⑥ ①~⑤を通じて、日本の「薬学教育・薬剤師教育」に貢献すること。
活動報告
- o 第9回日本薬学教育学会大会シンポジウム「薬学教育は生成AIをどのように活用していくべきか」(2024.8)
- ・二瓶裕之, 学生自身が検証しながら進める生成AIと共生した学び
- ・村岡千種, 生成AIの利用に関する大学での対応の調査報告
- ・木下淳, 生成AIを用いた授業事例の実践報告
- o 第8回日本薬学教育学会シンポジウム「「情報・科学技術を活かす能力」の修得に向けて」(2023.8)
- ・木下淳, 日本薬学教育学会ICT教育委員会設置の経緯と活動報告
- ・椎橋実智男, 日本医学教育学会ICT教育部会の活動について
- ・淺田義和, 医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年改訂版)から見る「ICT活用教育」の必要性と課題
- ・村岡千種, COVID-19流行初期における医学教育サイバーシンポジウムの取り組み
- o 誌上シンポジウム「情報・科学技術を活かす能力」の修得に向けて(2024)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjphe/8/0/_contents/-char/ja- ・木下淳, 上田昌宏, 栗原竜也, 酒井隆全, 村岡千種, 日本薬学教育学会ICT教育委員会設置の経緯とICT利活用に関する予備的調査報告. https://doi.org/10.24489/jjphe.2024-021
- ・椎橋実智男, 日本医学教育学会ICT教育部会の活動について. https://doi.org/10.24489/jjphe.2024-037
- ・淺田義和, 医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)を踏まえた「ICT活用教育」の必要性と課題. https://doi.org/10.24489/jjphe.2024-029
- ・村岡千種, COVID-19流行初期における医学教育サイバーシンポジウムの取り組み. https://doi.org/10.24489/jjphe.2024-036
- 日本薬学教育学会会員を対象とした「我が国の薬学教育におけるICT利活用に関する調査」